Q. ピロリ菌って何ですか?
胃の中に住んでいる細菌です。この菌が見つかるまでは胃酸がある胃の中で、細菌が存在するとは考えられていませんでしたが、ピロリ菌は自身で周囲の尿酸からアンモニアを作りだして胃酸を中和して生きていました。 […]
続きを読むQ. ピロリ菌がいるとどうなるのですか?
ピロリ菌は5歳までに感染するのですが、感染後には胃炎が必ず起こります。 しかし、この胃炎は症状として自覚される場合と、全く自覚症状がない場合が有ります。この自覚症状がない場合が問題です。なぜなら本人は […]
続きを読むQ. ピロリ菌はどうやって感染しますか?
感染経路の全てがまだはっきりと解明されてはいませんが、食べ物や飲み物との関係が指摘されています。ピロリ菌の感染力はそれほど強くなく、大人ではピロリ菌が体内に入っても胃の中に住み着くことは稀です。しかし […]
続きを読むQ. ピロリ菌の検査はどのような人が受けると良いですか?
胃・十二指腸潰瘍にかかったことのある方や、よく胃の不調を感じる方は是非検査をお勧めします。また、50歳以上の方も感染率が高いので一度検査してみた方がいいでしょう。 この菌の恐ろしいところは、感染してい […]
続きを読むQ. ピロリ菌の検査はどのようなものですか?
錠剤を飲んでから、吐いた息を検査する尿素呼気試験という方法、血液や尿の中のピロリ菌に対する反応を調べる方法、便の中にピロリ菌がいるか調べる方法、胃カメラを使った方法などいろいろありますが、当クリニック […]
続きを読むQ. ピロリ菌の検査をするためには、胃カメラをしなくてはいけませんか?
胃カメラをしなくてもピロリ菌の検査をすることは可能です。ですが、症状がある場合は、まず胃の中の評価をすべきだと考えています。なぜなら、その時点ですでにピロリ菌以外に治療すべき病気が胃の中に潜んでいるか […]
続きを読むQ. 胃カメラは苦しくないですか?
もちろん、なんの工夫もなく胃カメラをした場合は、程度の差はあるでしょうが、たいていの人が苦しいと感じます。ですが、胃の中の評価には胃カメラは欠かせないものなので、当院では患者さんの負担を少しでも軽減す […]
続きを読むQ. ピロリ菌が見つかったらどうやって治療するのですか?
抗生物質(バイキンを退治するお薬)を2種類と胃薬を1種類、1日2回1週間服用します。この抗生物質の組み合わせは、1次除菌、2次除菌と名前がついて決まっています。これでダメな場合は3次除菌もあります。ま […]
続きを読むQ. 除菌治療で何か副作用はありますか?
お薬の副作用で、下痢・軟便、味覚異常、アレルギー、肝機能の検査値の悪化などが報告されていますが、どれも一時的なものと考えられています。当院の経験で言えば、一番多いのは味覚障害です。食事をしても味がおか […]
続きを読むQ. ピロリ菌の検査や除菌には健康保険は使えますか?
以前は、胃・十二指腸潰瘍、胃マルトリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃がんの内視鏡的手術後の場合にのみ保険適応でしたが、平成25年からは、胃炎(ピロリによる)の患者さんも保険適応でピロリ菌の検査 […]
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